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ランナースタンド作ってみた
2017年09月28日

ランナーが多いキットは、スペースもとるし、必要なランナーを探すのに手間取ったり。
そんなある日、ランナーを立てて置くことで省スペースになる便利ツール、ランナースタンドなるものの存在を知ることに。
これは良いなと思う一方で、これくらいなら自作できそうと思い立つ。
お馴染みのホームセンターであれこれ探してみたら、ちょうど良い感じの素材が。

溝付角材。
縦横24ミリの角材の一辺に数ミリ幅の溝が掘ってある。
溝の深さが10ミリほどあるので、そこにランナーを差し込む感じ。



長さが91センチあるので、15センチで切断、安いホビーノコギリで簡単に切れました。
切断面は紙ヤスリで慣らして、6本確保できるので、これを木工用ボンドで接着するだけ。
適度な重さでグラつかないし、木材の柔らかさでパーツを痛めることもないし、ちょうど良い溝の深さです。
使い勝手としては、標準的なHGのキットがランナー3枚程度なので、3本で1ブロックが省スペースでいい感じ。
ネットで検索すると、ランナースタンド自体が幅をとるものを見かけるが、これだと、横幅72ミリ。
ランナーの枚数が多い時は、ブロックごと増やしていけば良い。
溝の幅も数種類あるのですが、幅3ミリだと少し狭い感じで、幅4ミリが使いやすいです。

HGのGエグゼスだとランナー3枚なのでこんな感じ。
一番上の写真はミニプラガリアン、鉄巨神。
材料費は約250円。
安価ですし、加工も簡単で効果抜群です。
Figure-riseBust 初音ミク
2017年09月12日





模型好きでも、あまりフィギュア系のキットは買わない僕なんですが。
バンダイのこのFigure-riseBustシリーズは凄いなと思ってました。
特に瞳の表現に塗装やシールではなく、最新技術の多色多層成形を用いて立体的になっており、組んだだけで完成度の高いフィギュアが完成します。
この初音ミクも買うつもりはなかったのですが、マルタカヤ模型さんで箱の中の多色成形部品、瞳の透明感や立体感を見ていたらつい。
顔のパーツは最初から完成されていて、切り出して組む以外にすることがない。
眉毛も瞳の中も色違いの樹脂で成形されていて、瞳を描くのに苦労したり、シールの貼る位置の調整に苦労することもない。
肌のパーツはつや消しで、ステージ衣装部分はツヤあり、衣装などの細かい色分けはシールが同梱されているので、ピンセットなどで丁寧に貼っていけば完成。
さすがに肌色部分のパーツにできるパーティングライン(型の合わせ目にできる線)だけはスポンジヤスリで消しました。
接着も塗装も無しで、丁寧にランナーから切り出して組み立て、シールを貼っただけでこれですよ。
恐ろしい時代です。
このシリーズでセイラさんやマチルダさん、音無響子さんあたりが早く出ないかなあ。
展示台座作ってみた その2
2017年09月04日

1/144サイズHGガンプラ用の展示台座作りの続き。
最近のHGシリーズはほとんどがアクションベース対応で設計されているので、その受け軸を利用して展示用台座をお安く作ってしまおうという企画。
台座部分はMDF材でピッタリなのを発見。
支柱を3ミリプラ棒でやってみたら強度的に厳しかったので、再び100円ショップで素材探し。

使えそうな素材を三つ購入。

園芸コーナーで見つけた洋蘭支柱、真ん中に鋼線が通っていて周りを緑色のビニール樹脂でコーティングしてあります。
芯が硬く重い 。3ミリ穴にもピッタリでいい感じ。

緑色が気になったので、ラッカー系のつや消し黒吹いたらこんな感じ。
45センチ10本入りなので9センチで換算したら50本分、単価は約2円。
ただ、芯に通っている鋼線がとても硬く、針金用のニッパーでは切断は無理。小型のワイヤーカッター程度は必要です。

竹ヒゴ3ミリ径。
とにかく軽くて加工も簡単。
普通の家庭用のカッターで切断も可能。
ですが3ミリ径には少し太い感じで、3ミリ穴にはギリギリか、個体差によっては入らないことも。まあカッターで簡単に削って径を 調整できます。

そのまま使うとかなり天然素材感があるので、油性マジックで黒く塗ってやるといい感じ。
強度的にも問題なく、36センチ20本入りなので9センチ換算80本分、単価は1.35円。

アルミ自在ワイヤー3ミリ径ブラウン。
実際に3ミリ穴に差し込んでみるとかなり細い感じ。
台座にも軸受けにも隙間があるので、写真のジェノアス、よく見ると少し傾いてます。
アルミの先端部にテープ類などを巻き付けて径を太くしてやるとキッチリ収まります。
強度も問題なく、色もブラウンで落ち着いているし、金属のツヤもあるので展示用にはいい感じ。
ただ、巻いてある状態で購入するので真っ直ぐに伸ばす作業が必要です。
僕はある程度曲がりを修正してから、作業用のマットと台座用のMDFで挟んでゴロゴロしました。肉眼ではまっすぐだとおもいます。
210センチなので9センチ換算23本、単価は4.7円。
それぞれ一長一短ありますが、個人的には洋蘭支柱が使いやすい印象。
ペンチを使えば鋼線を曲げて角度をつけることも可能です。
切断にはワイヤーカッターが必要ですが、ダイソーで300円で販売している商品もあるらしいです。
黒く塗る一手間が必要ですが、一個あたりの材料費は約20円程度、ご参考に。
展示台座作ってみた
2017年09月01日

鹿児島モデコンに出品するようになり、展示する際の見せ方や、模型の安定した設営に気をつけるようになりました。
特にガンプラは人型ですので、重心が高く不安定になりがちで、背中にでかい装備を背負ったキットだとやはり台座に固定した方が安心です。
メーカーから専用の台座も販売されていますが、今回、HGキット用のディスプレイベースを自作してみました。
いつものように100円ショップで使えそうな材料を物色。

台座用にはMDF材と呼ばれる木材を接着剤で固めた素材でお手頃なのがありました。
10センチ四方で標準的なHGを展示するにはちょうど良い広さで、厚さも6ミリ、適度な自重と硬さもあり、木材なので加工も簡単です。
6枚入りで税込108円なので一枚あたり18円の安さです。
支柱の接続部には3ミリのプラ棒を使うので、100円ショップで見つけた3ミリ径のミニドリルでベースとなるMDF材の真ん中に穴を開けます。
3ミリプラ棒を8センチで切断、ベースに開けた穴に差し込みこれで完成。

HGジェノアスだとこんな感じ。
ただ、3ミリプラ棒だと標準的なHGのモデルの重さでも不安定な感じ。結構グラグラで、何かのアクシデントで折れてしまいそう。
白色も自己主張が強いかなあ。
なので支柱となる素材を探しに再び100円ショップへ。
つづく。