100均ディスプレイケース その2
2018年03月26日

さて、実際に100均ディスプレイケース製作時の諸々。

ケースの底パーツに3ミリ径の穴を開ける作業、最初にポイントとなる部分に千枚通しなどで小さな凹みを作ってやると、ピンバイス等の作業が安定します。一回で3ミリを開けようとせず、細い径から始めて、だんだん太くすると綺麗に穴が開きます。面倒くさがっていきなり大きな穴を開けようとしてして底パーツを割ってしまった僕がいます。

支柱の部品は100均の園芸コーナーで販売されている「洋蘭支柱」を使っています。作業しやすいように10センチ程度に切ってます。
支柱の切断作業には模型用ニッパーはもちろん、工作用のニッパーでも厳禁、無理です。ミゼットカッターと呼ばれるワイヤーなどを切断する工具を使ってください。鋼線が硬すぎて普通のニッパーでは危険です。ミゼットカッターもホームセンターで安いものは千円くらいから買えます。

固定に使うナットは内径3ミリのタイプで、裾の広がっているフランジナットがホームセンターのバラ売りで4円程度、ワッシャが1円程度でした。同じ売り場に23円で売られていた蝶ナット、これが道具要らずで、手でネジを回せてとっても便利でした。
支柱は細く手作業での工作は難しく、ラジオペンチや小型の万力を使うと作業が楽です。僕は小型万力に支柱を固定して、蝶ナットを手で回し込んでネジ山を切っています。15ミリ程ネジ山が出来たら、蝶ナットを逆回転で外して、改めてフランジナットを回し込みます。

ディスプレイケース底面が味気ないので、パソコンでジオンマークや機体の形式番号を盛り込んだカードを自作。ハガキサイズの用紙でレイアウトすると、余白があるのでキャプションカードも印刷。底パーツの裏面に。

100均のディスプレイケースとはいえ、透明ケースに入れたガンプラ、少しだけ高級感が増した気がします。