イージーペインター 僕なりの使用感
ガイアノーツのイージーペインターは元々、ソフト99という会社から発売されているエアータッチという商品で、車の外装の傷などを補修するために、車用の塗料をスプレーできるように、誰でも簡単に、確実に吹けるように設計されています。
模型用のエアブラシと違い、エア圧の調整や細吹きなどの細かい調整はできませんが、塗料の濃度の調整さえ極端に間違わなければ、確実に吹けるというのは、大きな長所です。
エアブラシは様々な塗装表現に対応するために、様々な調整ができますが、一方できちんと吹くには多少の知識や経験が必要です。構造も複雑なので、洗浄も気を使うし、洗浄用に結構な量のシンナーを消費します。
イージーペインターの場合、塗料ボトルを使いまわすために毎回洗浄するとなると大変ですが、非公式代替ボトルをそのまま保管ボトルにしてしまえば、洗浄は吸い上げノズルと吹き口周辺だけで済むので、30秒ほどですし、シンナーの消費も少量です。
エアボンベも純正だとコストが大変な事になりますが、エアダスターなら、コストも安く、入手も容易です。ホースも電源も要らないので、音も気にならないし、スペースもとりません。
半年以上使っていますが、非公式代替ボトルでの保存に問題は無く、エアダスターも2、3ヶ月くらいで交換のペースです。
僕なりに感じたメリット。
とにかく難しい調節無しに確実に吹ける。
色数の豊富な瓶入り塗料をスプレーできる。
もちろん、調色も可能。
瓶入りサーフェイサーもスプレーできる。
塗料ボトルもエアボンベも代替品が容易に手に入る。
使用毎の洗浄が簡単。
当然ありますデメリット。
塗料の希釈は缶スプレーよりは面倒。
細吹きとか難しいことは出来ない。
塗料は結構消費する。
メーカー推奨の使い方ではないので自己責任での使用になりますが、色数の豊富な瓶入り塗料を缶スプレー感覚で使用できて、洗浄も簡単、エアブラシよりも格段に安価。
模型製作の参考にしてもらえたらありがたいです。
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