101機ガンちゃん大行進
今年のモデラーズコンベンション、僕の作品は「101機ガンちゃん大行進」でした。
5年ほど前、霧島市の量販店で100円で投げ売りされていたAGジェノアスを試しに買ってみたら案外出来が良くて、スミ入れの練習台として重宝していました。関節は動きませんが、ただ立たせているだけなら、問題ありません。
このジェノアスが出たシリーズの模型人気はパッとせず、某大手通販会社ではHGジェノアスさえも200円台で投げ売りされていました。
あまりの安さにまとめ買いして並べていたら、模型仲間からも安売りの情報や、キットの提供が相次ぎ、ありがたいことに安価で数が増えていきました。
量産機は並べてこそ、「戦いは数だよ兄貴」です。
そんなときに「101機ガンちゃん大行進」のタイトルを思いつき、このバカバカしい企画を自分で確かめてみたくなった次第。
101機を分かりやすく見せるために雛壇を作成、展示中に一機でも転倒すると大惨事になるので、全て両面テープで足の裏を固定。
会場でもあまりのバカバカしさに大好評でした。
模型やガンプラに詳しく無い来場者にも、ロボットが整然と100機以上並んでいる様子は理屈抜きに楽しんでもらえたようです。
実はこの展示、前列のキットはHGですが、後ろの多くはAGと呼ばれる関節が固定され、組むだけなら五分程度の簡易キットを使っています。もちろん、全キットにスミ入れを行い、パッと見だとわからないように工夫しています。
今回のモデコンではカラーバリエーション機も一緒に展示したので、101機を謳いながら、実は総勢135機並べていたのは公然の秘密です。
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